新刊

農業と経済 2021年4月号

農業と経済 2021年4月号

食からの地域づくり――ローカル・フードポリシー

著者 「農業と経済」編集委員会
シリーズ 農業と経済
農業と経済 > 雑誌
出版年月日 2021/04/01
雑誌コード 0730903
判型・ページ数 A5・120ページ
定価 本体889円+税
在庫 在庫あり

この本に関するお問い合わせ・感想

「地域からの総合的食政策」と訳されるローカル・フードポリシー。食という身近な存在を“窓口”として、関連する社会・政策領域を束ね、人間と環境・社会の持続可能性に関する課題に取り組む、総合的な政策枠組みのこと。日本の実情に応じた日本版ローカル・フードポリシーのあり方を考える。
★発売日:2021年3月11日
…取次搬入は3月8日の予定です。

農業と経済 2021年4月号(vol.87 No.4) 889円+税

東西南北 月刊から季刊へ、本誌は新しくスタートします 『農業と経済』編集委員会

  ◆第Ⅰ部 都市の拡大とローカル・フードポリシー
食政策の統合によって地域の魅力を取り戻す──日本版ローカル・フードポリシーの意義と役割 秋津元輝
参加型で地域の食政策をつくる──米欧のローカル・フードポリシーの歴史と特質 立川雅司
図解・「都市食料政策ミラノ協定」の特徴と世界への展開 山崎嵩拓
ローカル・フードポリシーの要素となる活動分野
 ①食からの貧困対策からコミュニティ形成へ──子ども食堂の展開過程 加藤悦雄
 ②ローカルの範囲と食の担い手──宇都宮市での調査分析からの試論 西山未真、児玉剛史
 ③「産」「消」でつくる豊かな自然と食の安全──有機農業のまちづくり(岐阜県白川町) 西尾勝治

  ◆第Ⅱ部 日本版ローカル・フードポリシーを創成する
動き出す実践――「食と農の未来会議」の取り組み
 ①「食と農の未来会議・京都」の取り組み──京都市の事例 真貝理香
 ②30年後の学校給食をめざす取り組み──長野県小布施町の事例 吉田百助、スティーブン・R・マックグリービー
 ③ローカル・フードポリシーの可能性──亀岡市の事例 田村典江
食から広がる地域政策――ローカル・フードポリシーへと育てる
 ①山形県庄内地域──食からの地域づくり 三浦知子
 ②環境と食がつながるまちづくり──東京都日野市「農のある暮らし」にむけて 長野浩子
 ③食料品アクセス問題からみる未来のまち 高橋克也

【コラム】フランスにおける2都市のローカル農業・食料政策のガバナンス ペラン・コーリン、ピエール・ガスラン、スーラール・クリストフ・トゥサン、辻村英之

【ブックガイド】
村田 武編『新自由主義グローバリズムと家族農業経営』 小池恒男
桂 瑛一著『青果物流通論――食と農を支える流通の理論と戦略』 板橋 衛
八木洋憲著『都市農業経営論』 原田英美

【今月の農林統計】
令和元年漁業構造動態調査結果(令和元年11月1日現在)の概要 農林水産省大臣官房統計部経営・構造統計課センサス統計室農林漁業担い手統計班

【ワールドリポート――世界の最新農産物事情】
穀物市場の高騰は、中国の需給引き締まりが原因 岩﨑正典

【投稿】
世界農業遺産はどのように地域振興につながるか──徳島県にし阿波地域における農業者の農業継続意思に着目して 岩男 望

農政談義 大柿好一

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