農業と経済 2020年9月号(vol.86 No.8)

農業と経済 2020年9月号(vol.86 No.8)

チャレンジ!学校給食革命-食といのちと地域をひらく

著者 「農業と経済」編集委員会
シリーズ 農業と経済
農業と経済 > 雑誌
出版年月日 2020/09/01
雑誌コード 0730909
判型・ページ数 A5・120ページ
定価 本体889円+税
在庫 在庫あり

この本に関するお問い合わせ・感想

戦後の給食が現代日本の食生活にどれだけ影響を与えたかを考えれば、その影響の大きさが想像できるだろう。今や、栄養や安全、さらには嗜好という個人や家庭の枠に留まらず、地域という枠でその力を活用すべき時代が来たのではないか。発想の変革が求められている。
農業と経済 2020年9月号(vol.86 No.8) 889円+税

特集:チャレンジ!学校給食革命-食といのちと地域をひらく


東西南北 有機農産物を学校給食に──3つの期待 谷口吉光

 ◆第Ⅰ部 いまこそ学校給食革命を
公共調達としての学校給食の可能性――有機農産物導入の意義と試み 秋津元輝・岩橋 涼
学校給食史の基本構造――貧困・災害・教育 藤原辰史
子どもたちのライフラインとしての学校給食 鳫 咲子
地場産青果物の安定供給に向けた課題――学校給食の地産地消を進めるには 脇谷祐子

 ◆第Ⅱ部 革命のフロンティアをいく
ソウル市の学校給食における有機農産物導入政策から学ぶこと 大江正章
学校給食のお米すべてを有機米にする――千葉県いすみ市 鮫田 晋
地産地消・有機給食とまちづくりの30年――愛媛県今治市 安井 孝
学校給食の質を高める10年の軌跡――東京都武蔵野市 田中浩子
有機学校給食から一農家として長野の食と農業を考える 渡辺啓道

【コラム】もしこれが未来ならば――2050年の学校給食 スピーゲルバーグ・マキシミリアン、田村典江


◈緊急寄稿◈コロナと日本農業
コロナ危機に直面するフードシステム──農業者をめぐる影響と対策についての速報 辻村英之・鬼頭弥生
[コラム]新型コロナ禍による影響と農業と地域を守る取り組み 吉川利明


【ブックガイド】
柳村俊介・小内純子編著『北海道農村社会のゆくえ――農事組合型農村社会の変容と近未来像』 北島義和
澤登早苗・小松﨑将一編著 日本有機農業学会監修『有機農業大全――持続可能な農の技術と思想』 中塚華奈

【今月の農林統計】
牛乳乳製品統計調査(令和元年月別調査)の概要について 農林水産省大臣官房統計部生産流通消費統計課消費統計室食品産業動向班

【ワールドリポート――世界の最新農産物事情】
新型コロナウイルスが与えたアメリカの新穀作付面積への影響 岩﨑正典

農政談義 大柿好一

【投稿レポート】
中央卸売市場はいかに新型コロナ感染症に対応したか──地域に根ざした社会インフラとしての使命 上田 遥・新山陽子

【研究動向】
発展途上国におけるリスクシェアリング――理論・実証研究の発展と今後 鈴木瑞洋

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