農業と経済 2020年3月臨時増刊号(vol.86 No.2)
基本法制定20年 食料・農業・農村基本計画の真価を問う
著者 | 「農業と経済」編集委員会 編 |
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シリーズ | 農業と経済 農業と経済 > 雑誌 |
出版年月日 | 2020/03/01 |
雑誌コード | 0731003 |
判型・ページ数 | A5・168ページ |
定価 | 本体1,700円+税 |
在庫 | 在庫あり |
【特集】基本法制定20年 食料・農業・農村基本計画の真価を問う
1999年の食料・農業・農村基本法の制定以降、その推進のために策定される基本計画は2000年から5年おきに見直されてきた。基本法の目的に沿った施策の展開で、基本計画ははじめて意味のあるものになる。平成の農政をふりかえると、見えてくるものはなにか。第5次にあたる2020年基本計画に向かって課題をさぐり、令和時代の農業を展望する。
■第Ⅰ部 食料・農業・農村基本法とアベノミクス農政
1 食料・農業・農村基本法の軌跡――誕生・遺棄・再建 田代洋一
2 平成農政30年と基本法・基本計画――なにが問題か 本間正義
■第Ⅱ部 食料・農業・農村基本法農政20年の歩みと課題
1 農 政
農政の羅針盤の地位を失いつつある基本法と基本計画 谷口信和
米政策の推移――制度と推進体制の両面から 小針美和
食料・農業・農村基本法下の農地政策 桂 明宏
2 農 業
農業構造と生産力の担い手像 山崎亮一
縮小再編が進む日本農業――2000年以降の趨勢 安藤光義
穀作から見る新基本法20年の経過と課題 梅本 雅
構造変革がはじまった園芸農業 徳田博美
農地の畜産的利用の促進を――農地の直接支払制度の全面展開 小林信一
食料・農業・農村基本法の理念に立ち戻った有機農業政策を 谷口吉光
3 食料・農業・農村基本法と基本計画における農産物・食料輸出入――その位置づけと実態を問う 磯田 宏
4 食料・農業・農村基本法と家計の食料消費 草苅 仁
5 農 村
農村政策の空洞化――その構図と展望 小田切徳美
日本型直接支払制度」の現状と展望 橋口卓也
6 農 協――「自主的取り組み」と「政府の関与」に翻弄された20年 北川太一
7 林 業――森林経営管理法にみる林業「改革」の方向性 佐藤宣子
8 漁 業
水産政策の改革」の経過――改正漁業法の成立まで 濱田武士
新漁業法で強まる海の企業支配 二平 章
■第Ⅲ部 農業・農村・農協の未来像
1 日本農業の未来像――担い手構造の再編強化、オルタナティヴ農業、くらしを支える農村づくり 小池恒男
2 持続可能な地域社会に先着する 藤山 浩
1999年の食料・農業・農村基本法の制定以降、その推進のために策定される基本計画は2000年から5年おきに見直されてきた。基本法の目的に沿った施策の展開で、基本計画ははじめて意味のあるものになる。平成の農政をふりかえると、見えてくるものはなにか。第5次にあたる2020年基本計画に向かって課題をさぐり、令和時代の農業を展望する。
■第Ⅰ部 食料・農業・農村基本法とアベノミクス農政
1 食料・農業・農村基本法の軌跡――誕生・遺棄・再建 田代洋一
2 平成農政30年と基本法・基本計画――なにが問題か 本間正義
■第Ⅱ部 食料・農業・農村基本法農政20年の歩みと課題
1 農 政
農政の羅針盤の地位を失いつつある基本法と基本計画 谷口信和
米政策の推移――制度と推進体制の両面から 小針美和
食料・農業・農村基本法下の農地政策 桂 明宏
2 農 業
農業構造と生産力の担い手像 山崎亮一
縮小再編が進む日本農業――2000年以降の趨勢 安藤光義
穀作から見る新基本法20年の経過と課題 梅本 雅
構造変革がはじまった園芸農業 徳田博美
農地の畜産的利用の促進を――農地の直接支払制度の全面展開 小林信一
食料・農業・農村基本法の理念に立ち戻った有機農業政策を 谷口吉光
3 食料・農業・農村基本法と基本計画における農産物・食料輸出入――その位置づけと実態を問う 磯田 宏
4 食料・農業・農村基本法と家計の食料消費 草苅 仁
5 農 村
農村政策の空洞化――その構図と展望 小田切徳美
日本型直接支払制度」の現状と展望 橋口卓也
6 農 協――「自主的取り組み」と「政府の関与」に翻弄された20年 北川太一
7 林 業――森林経営管理法にみる林業「改革」の方向性 佐藤宣子
8 漁 業
水産政策の改革」の経過――改正漁業法の成立まで 濱田武士
新漁業法で強まる海の企業支配 二平 章
■第Ⅲ部 農業・農村・農協の未来像
1 日本農業の未来像――担い手構造の再編強化、オルタナティヴ農業、くらしを支える農村づくり 小池恒男
2 持続可能な地域社会に先着する 藤山 浩