農業と経済 2019年11月臨時増刊号(vol.85 No.10)
農と山の資源の未来―継承と創造と再利用の道
著者 | 「農業と経済」編集委員会 編 |
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シリーズ | 農業と経済 農業と経済 > 雑誌 |
出版年月日 | 2019/11/01 |
雑誌コード | 0731011 |
判型・ページ数 | A5・160ページ |
定価 | 本体1,700円+税 |
在庫 | 在庫あり |
Ⅰ 資源としての農地を未来につなぐ
1 わが国の農地利用の現況と担い手の課題
――農地資源の継承に向けて 鈴村源太郎
2 耕作放棄地を条件有利地に変えた有機農業の確立
――奈良県・月ヶ瀬健康茶園 岩田文明
3 放棄地植物資源を利用した畜産システム
――黒毛和種の新しい飼養方法の可能性 後藤貴文
4 持続可能な土壌を未来に残す
――農業の持続と土壌保全のために 上野秀人
5 都市における遊休農地解消の取り組み
――市民団体、企業、自治体による農地利用 新保奈穂美
Ⅱ 農の水の働きを保全する
1 農業水利施設の老朽化とストックマネジメント
――現状の打開とレベルアップに向けて 池上甲一
2 持続的な農業用水マネジメントを考える
――土地改良区をどう運営していくか 木下幸雄
3 住民参加による農業水利施設の保全
――水と人のかかわりの回復をめざして 本田恭子
4 都市に活きる農業の水
――自然とともにある営みの「しるべ」として 村上修一
Ⅲ 山の資源を未来につなぐ
1 フロンティアとしての林業と森林の可能性
――岐阜県高山市・飛騨五木の取り組みを中心に 井上博成
2 「自伐型林業」で農山村に活力を
――地域を元気にする小規模な林業 佐藤宣子
3 次代を担う林業人を育てる
――京都府立林業大学校の現場から 志方隆司
4 山を放牧に利用する
――山地酪農の35年 中洞 正
5 山地の放牧利用について
――牛の品種を中心に 手島茂樹
Ⅳ 農と山の所有者不明・
放棄問題をどう解決するか
1 農地における不在地主問題
――愛媛県土地改良事業団体連合会の対策に学ぶこと 安藤光義
2 農山村の空き家の利活用
――「空き家問題」の現状から考える 芦田裕介
3 森林分野における所有者不明対策
――森林経営管理制度を中心に 藤野正也
1 わが国の農地利用の現況と担い手の課題
――農地資源の継承に向けて 鈴村源太郎
2 耕作放棄地を条件有利地に変えた有機農業の確立
――奈良県・月ヶ瀬健康茶園 岩田文明
3 放棄地植物資源を利用した畜産システム
――黒毛和種の新しい飼養方法の可能性 後藤貴文
4 持続可能な土壌を未来に残す
――農業の持続と土壌保全のために 上野秀人
5 都市における遊休農地解消の取り組み
――市民団体、企業、自治体による農地利用 新保奈穂美
Ⅱ 農の水の働きを保全する
1 農業水利施設の老朽化とストックマネジメント
――現状の打開とレベルアップに向けて 池上甲一
2 持続的な農業用水マネジメントを考える
――土地改良区をどう運営していくか 木下幸雄
3 住民参加による農業水利施設の保全
――水と人のかかわりの回復をめざして 本田恭子
4 都市に活きる農業の水
――自然とともにある営みの「しるべ」として 村上修一
Ⅲ 山の資源を未来につなぐ
1 フロンティアとしての林業と森林の可能性
――岐阜県高山市・飛騨五木の取り組みを中心に 井上博成
2 「自伐型林業」で農山村に活力を
――地域を元気にする小規模な林業 佐藤宣子
3 次代を担う林業人を育てる
――京都府立林業大学校の現場から 志方隆司
4 山を放牧に利用する
――山地酪農の35年 中洞 正
5 山地の放牧利用について
――牛の品種を中心に 手島茂樹
Ⅳ 農と山の所有者不明・
放棄問題をどう解決するか
1 農地における不在地主問題
――愛媛県土地改良事業団体連合会の対策に学ぶこと 安藤光義
2 農山村の空き家の利活用
――「空き家問題」の現状から考える 芦田裕介
3 森林分野における所有者不明対策
――森林経営管理制度を中心に 藤野正也
農業と経済 2019年11月号(vol.85 No.10)1700円+税
過疎化や高齢化という厳しい現実のなか、農山村のもつ「宝」を活かし、さらには新たに発掘しようという動きも強まっている。
地方創生や田園回帰の動きを、一過性で終わらせてはならない。農山村に当たり前に存在しているものを「資源」として捉え直し、次世代につなぐ方策を考える。
過疎化や高齢化という厳しい現実のなか、農山村のもつ「宝」を活かし、さらには新たに発掘しようという動きも強まっている。
地方創生や田園回帰の動きを、一過性で終わらせてはならない。農山村に当たり前に存在しているものを「資源」として捉え直し、次世代につなぐ方策を考える。