農業と経済 2018年5月号(vol.84 No.5)

農業と経済 2018年5月号(vol.84 No.5)

産地発展につなげる農産物輸出-日本の食材を売る

著者 「農業と経済」編集委員会
シリーズ 農業と経済
農業と経済 > 雑誌
出版年月日 2018/05/01
ISBN 4910073090586
判型・ページ数 A5
定価 本体889円+税
在庫 在庫あり

この本に関するお問い合わせ・感想

世界では日本食ブーム、国内政権は後押し、日本の農産物輸出には追い風が吹いている……。しかし、海外に6割を頼る食料自給率から考えても、この追い風に乗るのは容易くはない。「かけ声」だけで終わらない戦略をどう描けるのか。冷静な議論を試みる。
農業と経済 2018年5月号 vol.84 No.5
特集:産地発展につなげる農産物輸出-日本の食材を売る

◇第Ⅰ部 輸出増を産地発展につなげるための課題

政府の農産物輸出戦略の成果と課題 下渡敏治
農業経営・産地の発展のためのグローバル・バリューチェーン論――京都を事例とした日本酒の輸出増と酒米産地の発展の連鎖 辻村英之
農産物輸出におけるマーケティング戦略の課題 森高正博
「農産物」輸出の実像と今後の展望 清水徹朗
日本食品海外プロモーションセンター(JFOODO)の取り組み 大泉裕樹

◇第Ⅱ部 品目ごとの輸出戦略・バリューチェーン構築の実態

和歌山県産の農産物(桃)における海外市場戦略 藤本幸久
有力農産物・食品の輸出の実態に迫る
 ①若手酒造家の日本酒ブランド向上と輸出に関する取り組みからみた課題と考察 田中良恵
 ②日本茶――Japan Teaの輸出と産地・オールジャパンの取り組み 増田忠義
 ③牛肉輸出の現状と課題、今後の展望 山口真功
 ④青森りんごの海外市場と輸出戦略 成田拓未

【コラム】オランダの花きの輸出戦略 宮部和幸
【コラム】コメ輸出の現場で学んださまざまな課題 北東政志

東西南北 拡大する農産物輸出の課題解決に向けて 福田 晋

【ブックガイド】
薄井 寛著『歴史教科書の日米欧比較――食料難、移民、原爆投下の記述がなぜこれほど違うのか』 森亜紀子

【地域を引っ張れ! 若き農業者たち】
トヨタファーム 鋤柄雄一さん(愛知県豊田市) 飯尾 歩

【今月の農林統計】
「平成29年産水陸稲の収穫量」の概要 田村洋介

【ワールドリポート――世界の最新農産物事情】
アルゼンチンの大旱魃と米国市場への影響 岩﨑正典

【こう読みました! 『農業と経済』】
卸売市場流通について学ぶ 龍谷大学農学部食料農業システム学科3回生山口ゼミ

農政談義 大柿好一

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表紙写真:オランダ・ズーテルメール卸売市場から世界に向けて輸出される切花たち(写真提供:川﨑訓昭)

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