農業と経済 2018年4月臨時増刊号(vol.84 No.3)

農業と経済 2018年4月臨時増刊号(vol.84 No.3)

錯綜するEPA/FTA動向と世界の農業・食料政策――日本の農業はどう対応するか

著者 「農業と経済」編集委員会
シリーズ 農業と経済
農業と経済 > 雑誌
出版年月日 2018/03/30
ISBN 4910073100483
判型・ページ数 A5・180ページ
定価 本体1,700円+税
在庫 在庫あり

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WTO発足以降、自由貿易を促進する流れのなか、FTA(自由貿易協定)やEPA(経済連携協定)交渉は加速してきた。しかし、トランプ政権やイギリスのBrexit、中国の一帯一路政策は、その潮流に大きな変化をもたらそうとしている。TPP11の発効を目前に、農業・食料政策の世界の動きと最新状況を整理しておこう。
農業と経済 2018年4月臨時増刊号 vol.84 No.3
特集:錯綜するEPA/FTA動向と世界の農業・食料政策
   ――日本の農業はどう対応するか
【2018年3月1日発売!】

 ◇Ⅰ 【総論】どうなる? 世界の農業・食料政策
1 どうなる? 世界の農産物貿易構造 小泉達治
2 EPAの広がりと日本の農産物輸出入 増田忠義
3 ポストTPPの通商政策 中川淳司
4 国際通商交渉をめぐる農業関連業界・多国籍企業の動向──「国際主義vs保護主義」言説を検証する 久野秀二

 ◇Ⅱ 転換期を迎える「自由貿易」―EPA / FTAの動向、自由貿易協定の転換
1 日欧EPAの大筋合意と今後の課題・内外対応の方向
  ①日EU・EPAにおける農産物の合意の概要──農産物の市場アクセスについて 三野敏克
  ②農林水産分野における日EU・EPAの影響と対策の概要 萩原英樹
2 米国抜きTPP11──合意の背景と評価 作山 巧
3 日豪EPAと牛肉のセーフガード 成田喜一

 ◇Ⅲ 世界の農業・食料政策はどう変わる
1 米国の次期農業法へ向けた論点とNAFTA再交渉 平澤明彦
2 NAFTA再交渉とカナダの新農業政策 松原豊彦
3 中国の農産物需給と農産物価格政策の転換 池上彰英
4 英国のEU離脱による共通農業政策への影響 市田知子
5 南米諸国の穀物生産と現地政府のかかわり 岩﨑正典
6 インドの農業政策――モディ政権がめざすPDS改革の方向性 草野拓司
7 米韓FTA改正の行方と韓国の対応 柳 京熙

 ◇Ⅳ 日本の農業はどこに向かうのか
1 グローバリゼーションをめぐる国際動向と日本のメガFTA/EPA路線の意味 磯田 宏
2 日本の農業はどう対応するのか
  ①EPA/FTAに日本の農業はどう対応するのか 大泉一貫
  ②日本農業を壊すのは自由貿易ではない 山下一仁

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