農業と経済 2017年7・8月号(vol.83 No.7)

農業と経済 2017年7・8月号(vol.83 No.7)

特集●組合員に語りかける農協論――農業協同組合とは何か、誰のためにあるのか

著者 「農業と経済」編集委員会
シリーズ 農業と経済
農業と経済 > 雑誌
出版年月日 2017/08/01
ISBN 4910073090876
判型・ページ数 A5・144ページ
定価 本体925円+税
在庫 在庫あり

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組合員に語りかける農協論――農業協同組合とは何か、誰のためにあるのか

日本の農協、とくにJAは、非常に大きな曲がり角に立たされているといってよいだろう。いずれの方向に進むのか――答えは、組織の性格上、組合員の手に委ねられているはずだ。その意志決定は何に基づいて判断すればよいのか。いま一度、農業協同組合の基本理論と理念とを学んでみよう。

1 農業協同組合はなぜ必要か――生まれたわけと存在理由 川村 保
2 共同販売事業は何のためにあるのか――青果物を手がかりに 桂 瑛一
3 フードシステムにおける市場支配力・垂直的関係と農協――農業者の価格交渉力、農協の役割 林田光平・鈴木宣弘
4 農協のステークホルダーと地域組合化――農協は誰のためにあるのか 青柳 斉
5 独占禁止法の適用除外措置とは何か、なぜ適用除外になっているのか 長瀬一治
6 歴史的にみた日本の総合農協の特質――法制度における行政との関係を中心に 増田佳昭
7 欧州の農業協同組合と欧州の政策から
 7-1 フランスにおける農業指導の特徴とそれをとりまく環境変化のダイナミズム 小池恒男
 7-2 フランスの専門職業(間)組織と農業協同組合――その機能の専門性とは何か? 新山陽子・上田 遥
8 でん粉・豆類にみる農協販売事業の役割――北海道を事例に 小林国之
9 日本の農協信用事業の特徴――独仏の協同組合銀行との比較 斉藤由理子
10 国際競争はどうおこなわれているか 三石誠司

【コラム】農家経済を支える仕組みとしての存続――タンザニア・キリマンジャロの農業協同組合 辻村英之
【コラム】注目される酪農協同組合「AMUL」モデル――インドにおける農作物サプライ・チェーン変革の動きのなかで 増田忠義

東西南北 艱難汝を玉にす 谷口信和

【ブックガイド】
太田原高昭 著『新 明日の農協――歴史と現場から』 坂 知樹
尾関周二・矢口芳生監修『共生社会Ⅰ、Ⅱ』 秋津元輝
佐藤洋一郎 著『稲と米の民族誌――アジアの稲作景観を歩く』 古川玲子

【農業職ってどんなお仕事?――地方自治体公務員をめざすあなたへのメッセージ】
鈴木智裕さん(茨城県)

【今月の農林統計】
市町村別農業産出額(推計)の公表について 神 朋哉

【全国農業コンクール優秀事例から】
マーケットイン――「おいしい」と笑顔になれる消費者起点のモノづくり
(株)アグリケーション 代表取締役 中島富治一さん(滋賀県) 山藤みゆき

【ワールドリポート――世界の最新農産物事情】
南米諸国の大豊作とアメリカ産穀物の輸出見通し 岩﨑正典

【研究動向】
農協問題――法改正の是非からその本質の議論へ 峰尾光人

農政談義 大柿好一

表紙写真: 岩手県一戸町の夏の風景(いわて・平泉観光キャンペーン入選写真より。提供:公益財団法人岩手県観光協会)

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