地域農業構造変動論

佐賀平野と上場台地

地域農業構造変動論

長年のデータ分析から地域で起こる農業構造の変化を解き明かす。特定地域の問題としてだけでなく、広く全国の構造変化の参考となる。

著者 小林 恒夫
シリーズ 農業と経済 > 書籍
出版年月日 2013/03/30
ISBN 9784812213117
判型・ページ数 A5・400ページ
定価 本体6,500円+税
在庫 在庫あり

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長年のデータの蓄積から、佐賀平野と上場台地という隣接する地域における農業構造の変化を分析し、産地が成立する過程を解き明かす。対象は佐賀の一地域だが、その構造変動は全国の各地の動きを象徴的に表し、他地域でも参考となる。

序 章 課題と方法

●第Ⅰ部 地域農業構造変動論――統計分析

 第1章 佐賀県における農業地域類型の検証
 第2章 佐賀平坦と上場台地(東松浦半島)における地域農業の変動過程
 補 章 佐賀県における地域学(佐賀学)構築のフレームワーク
     ――佐賀県における農業地域類型の現在・過去・未来

●第Ⅱ部 佐賀平野

第3章 歴史――佐賀段階と新佐賀段階(その教訓と超克)
第4章 集落営農
第5章 個別大規模経営
第6章 白石平坦における水田作経営の展開


●第Ⅲ部 上場台地

第7章 上場台地における農業発展の条件
第8章 施設園芸の展開
第9章 茶業の展開と地域農業
第10章 葉タバコ経営の展開
補 章 葉タバコ栽培用堆厩肥原料の構成と流通
    ――上場の牛ふん堆肥と「虹の松原」(下場)の松葉に注目して
第11章 肉用牛繁殖経営の展開
第12章 酪農経営の展開
終 章 総括と展望

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