ボルネオの〈里〉の環境学
変貌する熱帯林と先住民の知
マレーシア・ボルネオ島に広がる熱帯林。ここは先住民による狩猟採集の場であり、焼畑や二次林が広がり、近年はアブラヤシ林が急激に増えている。こうしたモザイクのような景観に息づく人々の知恵を軸に、熱帯林の将来を占う。
序 章 ボルネオの里と先住民の知
第1章 小規模社会で形成される植物知
第2章 了解可能な物語をつくる――河川災害とつきあうために
第3章 里のモザイク景観と知のゆくえ――アブラヤシ栽培の拡大と都市化の下で
第4章 動物をめぐる知――変わりゆく熱帯林の下で
第5章 科学的林業と地域住民による林業――マレーシア・サバにおける認証林の事例から
第6章 サラワクの森林開発をめぐる利権構造
第1章 小規模社会で形成される植物知
第2章 了解可能な物語をつくる――河川災害とつきあうために
第3章 里のモザイク景観と知のゆくえ――アブラヤシ栽培の拡大と都市化の下で
第4章 動物をめぐる知――変わりゆく熱帯林の下で
第5章 科学的林業と地域住民による林業――マレーシア・サバにおける認証林の事例から
第6章 サラワクの森林開発をめぐる利権構造