農業と経済2008年5月臨時増刊号 第74巻 第4号

I　需給動向を展望する
１　資源市場のパラダイムチェンジが始まった――資源化する食糧　柴田明夫
２　文明としての食料生産　末原達郎

II　産品分野別に見た需給動向
１　転機が訪れるのか？――2008年の世界穀物需給動向　岩崎正典
２　畜産物の需給動向・その背景・今後の展望　加藤信夫
３　水産物需給および水産資源の動向と今後の展望　森田侑樹
４　木材貿易の変化と林産物資源　川村　誠

III　主要国の事情と国際市場に対する影響
１　アメリカの食料供給力――穀物を中心に　服部信司
２　世界市場とEU農業　是永東彦
３　オーストラリアの食料需給と国際市場への影響　加賀爪優
４　インドにおける穀物需給の展望と国際市場への影響　須田敏彦

IV　食料の国際需給に影響を及ぼす要因
１　バイオ燃料普及（需要）のもたらす影響　小泉達治
２　水資源の制約が農業生産にもたらす影響　吉永健治
３　地球温暖化と農業―農業の新たな挑戦　荘林幹太郎