農業と経済2005年12月号 第71巻 第14号

東西南北
　輸出プログラム条件遵守はどう担保されるか　高橋正郎

特集　牛肉輸入再開問題――科学はどう活かされるのか
第1部　BSEをめぐる混乱をときほぐす
・アメリカのBSE措置の評価と輸入再開の議論はどのように進められたか　新山陽子
・BSEと変異型クロイツフェルト・ヤコブ病――人への影響はどこまで解明されたか　山内一也
・切り取られた情報――報道とリスクコミュニケーションの実態　吉川肇子
・BSE日米交渉の舞台裏　藤井庸義
【コラム】対論：私はこう思う―それぞれの立場から
・科学者の立場から思うこと　金子清俊
・「食」の安全・安心をめざして　池田正仁
・BSE問題における科学とは　犬伏由利子
第2部　アメリカの動向
・アメリカのBSE対策の実像　金　成学
・アメリカ国内世論はどう動いたか　田中敬子
・BSEの国際基準とその論点　筒井俊之
【全国農業コンクール優秀事例から】
独自の飼料設計で安定とゆとりの楽農（酪農）　岩本健郎
有限会社「ミヤハラ牧場」（熊本県）代表　宮原明さん
【ブックガイド】
林　正徳著『ジュネーブの食卓――ルソーの時代の食料・農業・農村と食糧安全保障』　岩崎正弥
島内義行編著『星かげ凍るとも――農協運動あすへの証言』　高田　理
鈴木宣弘編『FTAと食料――評価の論理と分析枠組』　福井清一

グラフでみる白書（食料・農業・農村／森林・林業／環境）　農林水産省・林野庁・環境省
今月の農林統計　北村賢治
農政談義　大柿好一
最近の文献
『農業と経済』2005年総目次