農業と経済2005年8月臨時増刊号 第71巻 第8号

農業・農村体験ビジネスの成立条件を探る

目次

I 【座談会】体験ビジネスの成立条件―先駆的とりくみが提起するもの
井上弘司・齋藤章一・宮崎 猛[司会]
II 体験ビジネスの展開と推進上の課題
1 農業・農村体験の意義と課題 井上和衛
2 ビジネスとしての体験活動推進上の課題―グリーン・ツーリズム富国論 松村廣一
3 多面的機能としての教育機能とその市場規模―農業・農村体験ビジネス化に向けた課題 大江靖雄
III 現場にみる体験ビジネスの実際と課題[事例]
1 JA新ふくしま「学校教育支援事業」のとりくみ 斎藤政治
2 鴨川市棚田オーナー制度のとりくみ 石田三示
3 上下流域連携活動推進と林業体験教室の可能性について 中田無双
IV 体験ビジネス支援の政策展開の現状と課題
1 文化的景観の保護に向けたとりくみについて 文化庁記念物課
2 「道の駅」制度について 国土交通省道路局国道・防災課
3 市民農園の規制緩和のとりくみ、およびグリーンツーリズム推進のとりくみ 農林水産省農村振興局地域振興課
4 農業・農村体験学校における体験活動の推進について意義と課題 文部科学省初等中等教育局児童生徒課
5 エコツーリズム推進のとりくみ 環境省自然環境局
6 農家民宿に関する規制緩和・許認可の現状と課題 平井慎也
7 農林漁業体験施設の整備と課題 日野昭男
V 諸外国における政策支援の現状と課題
1 ドイツの農業・農村体験とその支援策―「農場で学ぼう」(Lernen auf dem Hof)の実態調査から 市田知子
2 イタリアのNPOと行政連携との支援制度 金丸弘美
3 韓国の支援制度 崔 東柱
4 タイのアグロツーリズムに関する支援制度 ムティター・ピンスントン、中西宏彰、中村貴子

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